【事業者会員紹介】染織ワークショップ ぬののわ 藤村香菜子
染織ワークショップ ぬののわ
技術内容
染め直したり織り直したり…染織ワークショップを通して、ものづくりの面白さや、ものを大切に使うことを伝えます。
・染め…草木染めや化学染料で、使わなくなった布を染め直したり、ハンカチや靴下など日常で使えるものを染めるワークショップを開催しています。小学校で毎年、校庭の花を使った授業をさせてもらっているほか、自治会や地域のイベントにも出店しています。
・織り…持ち運びができるオリジナルの織り機を使って、裂織り(不要になった布を裂いてリボン状にしたものを織り直して新しい布にする技法)のワークショップを開催しています。小学校や福祉施設などで、教育や手先の訓練としても活用できます。ヨガの先生と一緒にヨガマットを作る連続講座も用意しています。織り機や材料の販売も準備中です。
屋号・技術者名
ぬののわ 藤村香菜子
略歴
1990年 名古屋生まれ
2014年 京都市立芸術大学美術学部染織専攻卒
2017年 「わざどころPON」オープン
2020年 織り機で特許を取得
学生時代から、自分の作品づくりというより、ものづくりの裾野を広げる活動をしたいと、芸術作品の展示販売活動や、染めや織りの出張ワークショップを行ってきました。
2017年に、地域のわざが買える店舗をオープン。そこでの活動を中心に、小学校や京都市街地のホテルなどへ、依頼があれば出張しています。
仕事・仕事場
↑布を使った会場演出
Q&A
オーダーメイド品の依頼
・クライアントの目的や、実際に行う人の作業レベルによって、ワークショップの内容を工夫して提案しています。
・染め直しにも対応します。染まらない素材もあるのでお断りする場合もあります。
・裂織りの製品づくりもご相談ください。
・織り機の団体購入にも対応します。(森の京都・志賀郷杜栄さんで、地域産材で、生産いただいています。)
工房見学
・わざどころPON店内で材料の準備などをしています。(常に作業しているわけではないので一般的な工房のような様子ではありません)
・店内レンタルスペースでもワークショップ可能です。染めは1〜2時間、織りは3〜4時間でできます。
出張体験
・ギャラリー、美術館、小学校、福祉施設、公民館、ホテル、個人宅などへ出張したことがあります。
・染めの場合は、卓上コンロまたはIHコンロの使用ができ、水道水(井戸水はNG)の確保ができる場所であれば行うことができます。
・織りは場所を問いませんが、糸くずが出ます。
これから取り組んでいきたい内容
・織り機で特許を取得したので、生産体制を整えて、購入しやすい形にし、たくさんの方が自宅などで気軽に布製品のリサイクルに楽しく取り組んでもらえるようにしたい。
・他の事業者と連携して、講師を育て、活用できる場所を広げていきたい。
他の事業者と連携したいこと
・森の京都の素材で織り機を作るので、森の京都を楽しんでもらうコンテンツのひとつとして育てたい。たとえば、素材がうまれた森をハイキングしたり、滞在できる施設と連携して、滞在しながら作品を仕上げたり。
・草木の廃材が出たら教えて欲しい。種類によっては古布を染めて材料にできる。
・織り機を使った連続ワークショップ(ヨガ教室でヨガマットを織るとか)のコラボレーションも募集しています。