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うつわを楽しむ時間、そして香り

元インテリアデザイナーの視点からみた
うつわを楽しむ時間、そして香り

Atelier Kiku
前川 珠生 さん インタビュー

長岡京市出身。インテリアデザイナーのお仕事をしながら、趣味で陶芸を勉強。
2010年に結婚し、京北に移住。 出産を経て、作陶活動へ。

 

Q.元インテリアデザイナーがどうして陶芸家に?
陶芸は趣味でやっていて、インテリアデザイナーの仕事の中で、店舗デザインの内装材が足りない時とかは、自分でディスプレイや照明器具はつくっちゃってました。
ないからつくった。つくった方が早いね。という感じです。 もともと頭の中が2Dより3Dの方が早かったんでしょうね笑。 書くよりもつくるほうが早い!みたいな。

 

Q.一般的にデザイナーが「つくる」ところまでやってくれる、 なんて事あるんですか?
ない、でしょうね。 私の場合は請負とかではなく、お客さんと直での仕事だったのでできました。 陶芸もやっていて、できる環境だったので。 実際に陶芸でやったのは、京都の和食居酒屋の陶板をつくって後ろに照明器具を入れて、間接照明を作ったりしていました。そういうことをするのがとても好きでしたね。

 

Q.陶芸とはどういうきっかけで出会いましたか??
祖父母が陶器が好きだったので、小さい頃から信楽等に連れて行ってもらっていて、いつか陶芸やってみたいな~と思っていました。 そんな中インテリアデザイナーの仕事で出会った左官職人さんが陶芸をやっていて、陶芸教室を紹介してもらいました。
2年ぐらい教室に通い、もっと実験的にいろいろやってみたい!と思っていた時、 12年前、知り合いから灯油窯を譲っていただきました。 たまたま陶芸引退がきっかけで、処分するにも大変だからという理由で、譲られてきて、とってもラッキーでした。今でも現役です。

Q.移住されて本格的に、作陶活動に?
そうですね。 結婚を機にインテリアデザイナーの仕事を辞めて、移住、出産を経て、器を作り始めました。 電機ろくろを使い始めたのもこの時期からです。
それまでは自分用、もしくは店舗デザイン用に実用性ゼロのもの(インテリア等)を作っていて、
既製品っぽくつくるのがすごく嫌だったので、電気ろくろも使っていませんでした。 移住して電気ろくろを始めて、実用的なものづくりに飛びましたね。
子育てもしながらでしたが、夜中の授乳を終えてからの時間に、半分ストレスの発散みたいな感じでやっていました。

Q.最初、作ったものはどのように販売しましたか?
最初は、自分でカフェを開いて販売していました。 自分の食器を使って、カフェがやりたい!と思っていたら、たまたま試験的に「やってみませんか?」とママ友から声をかけてもらい、お家を開放してもらう形で2か月に1回、自分で器を決めて、メニューも決めて、1,000円ランチを開始しました。 使ってもらうことが大事で、器の使い方や合わせ方も含めて販売していました。 器を通した食のプロデュースやコラボレーションを通して、「つながり」を持たせたかったのです。

Q. それって、元インテリアデザイナーさんだからこその視点ですね??
そうなんですかね、そうなのかもしれない笑。
主婦業をしていたら、器を楽しむ、テーブルコーディネートを楽しむみたいな余裕はないけれど、カフェみたいな空間に行くとただただそれが楽しかったりする。 そこにいることが楽しいと感じられる時間の提案を当時はやりたかったんです。

Q.今、メインでやられているのは陶芸のみですか?
香りに興味をもって精油関係のお仕事もしています。 小さい頃から香りが好きで、お気に入りの石鹸をずっと箱の中に大事に集めては、たまに開けて癒されていました。 たまたま息子と同じ保育園の子のおじいちゃんが京北の杉を使って製油の蒸留をしている方で、におわせてもらう機会がありました。 最初におわせてもらったときは、すっごくいい香りで衝撃的で、これを「つくってる!」って言われて、「いやいやそれは、ないやろ?」「つくっているなんて嘘やわ!」 と思いましたね。 当時は国産の製油が全然出回っておらず、日本じゃ無理って思っていました。

Q.その衝撃的な香りに魅了されて、今は香りのお仕事もされているのですね?
その社長は、地域で香りをつくる、サステナビリティを目指していて、その当時からお金の循環・山の循環・人の循環を訴えていたことにも共感して、この仕事を始めました。
こういう仕事が増えることで、町の人の数も増えてほしいと思っています。 例えば、ものを作っていたり、デザイナーさんは移住できますが、そうではなく手に職がない人は勤め先がなく、移住したいがあきらめるという人も多いらしいです。 実際に京北町では、この4月から小・中学校の校舎が一緒になり、子どもの人数はどんどん減ってきています。お仕事が増えたら、移住者が増え、子どもの数が増えるということも望めるのかな?と思います。 そのため、陶器の仕事と香りの仕事を両立しています。

Q.将来の展望で何か考えられていることはありますか??
今、すごく妄想をしているのが、インテリアと陶芸と香りをコラボレーションさせたくて。。。。
香る〇〇的なことを考えています。 詳細はこうご期待!!ということで。

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