かみきちお米広め隊

おいしい神吉のお米を直接届けたい!もっと知ってほしい!

「かみきちお米広め隊」とは?

神吉のお米はおいしいと自信を持って言えるのに、あまり知られていないのが悲しい…!ならば知ってもらう機会を作ろうと、神吉で米づくりを行う農家が集まり「かみきちお米広め隊」を結成。2022年4月2日「かみきち米まつり」を開催しました。

イベントレポート

どうして神吉のお米はおいしいの?寒暖差、水もちのよい土、山からの湧き水があるから!

京都府南丹市八木町にある神吉は、JR八木駅より北東にある集落で、標高350mのところにあります。おいしい米が育つ条件に、適した気候や水がキレイ、水もちのよい土などが挙げられますが、神吉にはそれらが揃っています。

気候で大事なのは、日当たりと昼夜の気温差。神吉の気温は、京都市内より約5℃低く、冬にはマイナス10℃になることもあります。また、神吉は霧が少なく日照時間が長いのも、米作りには好条件。

太陽光が当たる日中に、米はデンプンを生成し栄養を蓄えます。夜になり気温が下がると、昼に蓄えた栄養や旨味成分を閉じ込めます。寒暖差があると、よりデンプンを蓄えて粒が大きくなり、甘くもっちりとした食感になります。

 

水は、山からの湧き水が使われます。山間部から流れ出る水は、清浄でミネラル分が多いという特徴があり栄養満点。土壌は粘土質で水もちが良く、稲作には好条件。このように、寒暖差と粘土質の土、山の湧き水があるから、神吉のお米はおいしいといえるのです。

高原で水が冷たく収穫量は少なめ。だけど…

一方で、神吉のお米は、平地に比べて収穫量が少ない傾向にあります。それは高原にあるため水温が低いから。ですが収穫量が少ない分、お米一粒一粒に栄養が行き渡りやすいと考えられています。

メリット、デメリットを受け入れながら、先人たちはおいしいお米を作ろうと頑張ってきました。神吉の米には、つくり手の工夫と努力が詰まっているのです。

農家に聞く!神吉米の魅力