Serm Sukrit textile タイから手織りの布製品が届きます！

タイの服飾作家、Serm Sukrit さんの布製品が届きます！
身体の5つの要素(水・風・土・火・金)のパワーバランスを整えるという 観点から綿花や絹を天然染料で染め、服作りをされています。
手織りの綿の布が中心です。さらっとした生地ですが、チクチクせずに、冬でもふんわり暖かです。

【会期】2021年11月6日〜 特集棚設置。売り切れ御免で行います。

じつは、去年の春に来日を予定されていたsermさん
本人の来日はかないませんが、作品のみ渡航いただくことができました！

以前行ったインタビュー記事です

私たちの体は自然でできています。 体は体内のバランスを助けるために5つの要素（水、風、土、火、金）が組み合わさって構成されているため、私たちの体は自然のものを使用する必要があります。 化学物質を最小限の使用にとどめ、体の5つの要素のパワーをバランス良くさせるために。 チェンマイを中心としたタイ北部では古くから綿花栽培が盛んで、人々はそれを紡いで糸にし、染色し、布を織ってきました。それに対して絹織物はイーサーンと呼ばれる東北部で主に生産されてきました。織りも染めもその土地によって異なり、親から子へと、土地の文化、自然とともに受け継がれてきました。 タイの自然を映す染色技術を例にとっても、土地独自の技術が今も受け継がれています。今回、私たちが展示する作品の多くも糸それ自体の色であったり、茶色はタイの黒檀の実、緑色はマンゴーの葉、灰色はユーカリの幹の皮、青色は藍の葉、朱色やピンクはラックカイガラムシの樹脂、マリーゴールドの黄色などを染料として使用しています。 私たちはタイで受け継がれてきた伝統的な技術に新しいデザイン性を加え、今回はみなさんに見ていただこうと思っています。