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移転先にてイベント「お話・交流会 ヒマラヤ旅 シェルパ族とパーマカルチャー」

お話・交流会 ヒマラヤ旅 シェルパ族とパーマカルチャー

 

わざどころPONで一通り開催させていただいた、よしきさんの講座
対話型で、自分に合ったことが毎回持ち帰れて楽しいです♪
このたび行ってこられたヒマラヤは、仏教や東洋医学も盛んな地域
今回の会場(蔭凉寺・もくじき鍼灸院)で話がきける貴重な機会
わざどころPONは、この11月をもって八木駅前での営業を終え、蔭凉寺敷地内に移転します
いろいろな文化の交流地点であるこの場所で
伝統的な文化を、どう現代に生かして、未来へ伝えていけるか?
よしきさんの帰還を祝い、どんな文化交流ができるか?
久しぶりなかたも初めてのかたも、お待ちしております!

 

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生物多様性の宝庫とも言われるネパールでも
ヒマラヤ山麓は自然の優しさよりも厳しさが色濃い
そんな地域に住むシェルパ族たちは
古来からの伝統的な文化と農を営みつつ、
現代文明をどのように受け入れているのだろうか
その暮らしには私たちは何を感じるのだろうか。
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8000M級の山々が連なるグレートヒマラヤを超えて
チベット系民族・シェルパ族が移り住んだのは
たった400年前くらいだという。(日本では江戸時代の頃)
生物多様性の宝庫と呼ばれ、食が豊かなネパールの中でも
ヒマラヤ山麓は自然の厳しさが色濃く残る。
夏の雨季には洪水や土砂崩れ、冬の乾季には強い日差しと乾燥。
そして一年中、地震が頻発する地域。
彼らはその中でひっそりと慎ましい暮らしと厳かな宗教を営んできた。
1950年に134年間にも及んだネパールの鎖国政策が終わると
1953年にテンジン・ノルゲイとエドモンド・ヒラリーらがエベレスト初登頂を達成。
そして、それを機に1960年代に訪れたエベレストトレッキングブームによって
シェルパ族が住む山岳地帯に世界中の人々と現代文明が訪れる。
その厳しい世界の中で、彼らは歴史と伝統を守りつつ
急速に入り込んできた現代文明と向き合ってきた。
その豊かさの享受とともに多くのものを失ってきたのもまた事実だった。
私はこの28日間にも及ぶロングトレイルの旅の中で、
シェルパ族の人々と出逢い、暮らしを覗かせてもらい、
彼らとともに熱々のチヤ(ミルクティー)を飲んで話を聞かせてもらった。
子供たちと一緒に遊び、仲良くなった家族とキッチンで伝統料理を作り、夜には昔話を聞かせてもらった。
畑に精を出す村人に声をかけ、ときに尋ね、知恵を教わった。
先祖がどう生きてきて、彼らがどう生き抜いてきたのか。
彼らが語る物語には耳を傾ける価値が大いにあったのだ。
彼らに誰もパーマカルチャーを教えていないにも限らず
彼らの実践はまさにパーマカルチャーだった。
僅かばかり残された原生林とそびえ立つ神々の山嶺。
伝統的な暮らしを営む山岳民族と現代文明を生きる山岳民族。
土着宗教(ボン教)とチベット仏教が入り混じる信仰。
それらが織りなす物語と風景がここにはあった。
わたしはその合間と隙間を縫いながら旅をしていった。
そんな28日間の旅の物語をお話しします。
今回のお話会は私が一方的に旅の話をするのではなく、
集まってくれたみなさんと対話をしながら、
旅で得たメッセージを伝えていきたいと思います。
私と面識がある方は、無事の再会を祝って、
初めましての方は、新たな出逢いを祝って、
熱々のチヤ(ネパールミルクティー)を飲みながらおしゃべりをしましょう!
ぜひ、気軽に会いに来てください♪

<シェルパ族とは>
http://tiny.cc/nly5wz
<パーマカルチャーとは>
http://tiny.cc/sly5wz

【話し手紹介】
中尾佳貴 よしきんぐ
1987年3月 千葉県浦安市生まれ
千葉大学教育学部卒、上松技術専門校卒
タネを蒔く旅人(自然農法家)、木を植える木工家、パーマカルチャーデザイナー
都会の雑草から原生林の巨木までを物語でつなぐ旅人。
20歳の時に右膝の前十字靭帯を断裂し、手術・入院していたときに
アラスカを旅した星野道夫さんの「旅をする木」を読んでしまったがために、
退院後、リクルートスーツを買う予定だったお金をバックパックとカメラに換えて、山に向かう。
もちろん両親には就職活動をしているフリをして。
大学卒業後も就職せずに、アルバイトでお金を貯めては
国内や海外の原生林を旅する暮らしをしばらく続ける。
2011年にはヒッチハイクで日本一周、四国歩きお遍路などを経験。
2013年夏に長年憧れていたアメリカのジョン・ミューア・トレイルを4週間かけて一人でスルーハイク。
そのあとヒッチハイクでグランドキャニオンに向かっている最中にパーマカルチャーに出逢う。
2013年秋には、ネパールにある世界で最も美しい谷のひとつランタン谷を10日間トレッキングする。
そのランタン谷の最奥地の村で自然農を研究している木嶋利夫さんに出逢い、自然農の世界へ。
2016年より島根県に移住して、半農半木生活を送りながら、
空いている時間に全国を回りながらワークショップや講座を開催。
2022年より、原生林を旅するイベントやガイド業をスタートし、
2023年に10年ぶりに海外の原生林の旅を再開!
これから日本全国はもちろんのこと、海外の原生林やロングトレイルを旅しつつ、みなさんをガイドしていきます♪
<監修&執筆>
・自然農の始め方 現代農業2022年、2023年など
・ザッケン! 小学館 第1〜4巻

【主催者紹介】

黒田香菜子
温活デザイナーかなPON
一般社団法人わざどころPON代表理事
1990年 名古屋市生まれ
京都市立芸術大学美術学部工芸専攻卒後
グラフィックデザイナーとして働く
2015年 南丹市へ、地域おこし協力隊一期生として移住
京都府の協働コーディネーターもつとめ、地域活動に取り組む
2017年 暮らしにまつわる技の橋渡しをするセレクトショップ×デザイン事務所「わざどころPON」スタート
のちに法人化。地域の企業家大賞や女性起業家賞など受賞
2018年 4回の入院を経て、東洋医学(もくじき鍼灸院)と出会い、温活に取り組む
婦人科系疾患だったが克服し、2023年 出産

【概要】

<定員&申し込み>
・10人
事前にご予約ください

<会費>
・おひとり3000円 +会場費(御賽銭箱へお願いします)

<持ち物>
・おかず1品
お話会終了後にポットラックパーティーで交流会をしますので、
おかず1品持ち寄りください♪

<会場>
・蔭凉寺
〒629-0103 京都府南丹市八木町諸畑福本84

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