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長岡銘竹株式会社(以下、長岡銘竹)は1966(昭和41)年、竹製品の卸売業として設立されました。工房は大山崎町と亀岡にありますが、ものづくりの大半は亀岡でおこなっています。

工房には竹垣や袖垣の見本が置かれている
長岡銘竹の主なものづくりは、「京銘竹」を使った竹垣の施工や、カトラリーなどの竹製品。中でも竹垣として代表的な「建仁寺垣」を得意としており、桂離宮や松花堂庭園など、名所での施工実績が数多くあります。建仁寺垣の名前は、京都・建仁寺で使われはじめたことが由来と言われています。
建仁寺垣のほか、長岡京市にある勝龍寺から名付けられた「勝龍寺垣(しょうりゅうじがき)」は、古典的でありながらデザイン性が高くモダンなつくり。現代生活にもほどよくマッチします。京町家でよく見かける犬矢来や、玄関脇などの目隠しに使われる袖垣も、長岡銘竹になくてはならない製品です。

和にも洋にもマッチする勝龍寺垣
竹は、切ったままの青い竹と白い竹があります。白い竹は油抜きをおこなったものですが、中でも「白竹・胡麻竹・図面角竹・亀甲竹」を京銘竹と呼びます。
京銘竹は、京都ならではの方法で油抜きをします。竹の表面を火で炙り、中からしみ出てきた油分を綿で拭き取り、天日干しで乾燥させます。そうすることでツヤの良い、しっかりとした竹になります。

ワークショップで使われる、京銘竹の説明
京銘竹は竹垣のほか、建築用、茶道具、民芸品などで幅広く使われますが、美しく丈夫と高い評価を受けています。
京都の竹を、京都ならではの手法で油抜きをしていることから、京銘竹を京都市の伝統産業として、また京都府知事指定「京もの指定工芸品」にも指定されています。

長岡銘竹で製作されている竹カトラリー
当店で取り扱う竹カトラリー「en」シリーズが生まれたのは2021年。長岡銘竹で取引しているお店からの提案で製作しました。はじめに「オリジナル2Wayカトラリー」が誕生し、ほかのカトラリーが作られていったそうです。

パッケージは、青竹をイメージしたオリジナルのラッピング。環境に配慮して、化学繊維ではなく紙の包装資材を使用している。
オリジナル2Wayカトラリーは、一方はスプーンのようになっており、プリンなどデザートを食べるのに適しています。もう一方は細くなっており、ナイフのようにも見えます。とりあえず2wayにしてほしいとの依頼のみで、明確な用途はなく細身にしたそうですが、ようかんなど切って食べるものに良さそうですし、バターやジャムも塗りやすそう。使う人のアイディアで、いろいろ活用してほしいそうです。

竹カトラリーは、薄くて軽いのに丈夫。天然素材で自然の温もりがあり、捨てても土に還るのが大きな特徴です。
竹は縦方向に割れやすいものの、横方向には強く欠けにくい性質があります。なので薄くて軽いのに長持ちします。竹カトラリーに京銘竹は使われていませんが、竹の長所は存分に詰まっています。
口に入れた時になめらかなのも、竹カトラリーの良さ。金属製やプラスチック製のカトラリーで感じる、カツンとした違和感がありません。

左・金属製スプーン43g、右・特別な日のカレースプーン10g!
一般的な金属製カレースプーンの場合、重さは43g前後ですが、「特別な日のカレースプーン」はわずか10gで驚異的な軽さ。持つだけで重さの違いはわかりますが、実際計ってみると差は歴然です。
カトラリーが軽いと、小さな子どもやお年寄りだけでなく、介助をおこなう人もストレスなく使えます。これも竹カトラリーの利点と言えるでしょう。
竹の特性を活かした、軽くて丈夫でなめらかな竹カトラリー。暮らしの一部に取り入れてみてください。
長岡銘竹では、ワークショップにも力を入れています。ワークショップは亀岡の工房で随時受けることができ、小人数でも団体でも受け入れ可能。作業前に竹の詳しい説明を聞き、工房見学で竹の知識を深めてから製作にとりかかります。

竹の種類や油抜きの方法など、丁寧に教えてくれる

体験で製作する竹製品が展示されておりイメージしやすい
ワークショップでは、竹籠編み体験・竹のお箸削り体験・竹の指輪編み体験ができます。体験は工房のほか、イベントや出張もしてもらえますので、詳しくは長岡銘竹にお問い合わせください。

左・真下彰宏さん、右・屋嘉部佳香さん
今回取材に応じてくださったのは、真下彰宏(ましも あきひろ・写真左)さんと、屋嘉部佳香(やかべよしか・写真右)さん。真下さんは竹に魅力を感じ、京都伝統工芸専門校で竹工芸を学んだあと、長岡銘竹に入社しました。
入社以来、先代の三島一郎氏に師事し、竹工芸職人として勤しみました。これまでの主な仕事は、桂離宮、京都迎賓館、平安神宮、松花堂庭園などでの竹垣製作。その仕事ぶりが評価され、2015年3月「京もの認定工芸士」に認定されました。竹工芸職人で京もの認定工芸士に選ばれるのは珍しく、真下さんは3人目。竹垣・丸竹加工の職人では初めて認定されたそうです。
2016年からは、アメリカやイタリアで竹垣の製作実演や、ワークショップもスタートさせました。また2020年のコロナ禍では、新しいデザインの竹垣制作をはじめ、竹林整備活動や竹あかり、SDGsで繋がるアドベンチャーワールドとの商品開発に着手。メディア出演や企業とのコラボで、竹の魅力を幅広く伝える活動を積極的におこなっています。
2021年に三代目代表取締役に就任し、会社を切り盛りしています。
屋嘉部さんは入社1年目ですが、施工やワークショップの案内、海外出張にも同行しています。新入社員なのにめっちゃ有能な方だと驚いていると、京都伝統工芸専門校に通っていた頃から長岡銘竹でアルバイトをされていて、3年の経験があるのだそう。真下さんからの信頼もあり、新卒ながら幅広い仕事を担っています。
屋嘉部さん竹の説明や竹を割る作業など手際がよくて、若いながらも立派な職人さん。しかも熱量高く、楽しそうに竹を語る姿が印象的でした。

竹っておもしろいんですよ!とイキイキ作業をする屋嘉部さん
生活環境の変化により、竹垣の施工は年々減少傾向で、今では”竹は特別なもの”になってしまったと真下さんは語ります。ですが、竹は成長スピードの早さ・繁殖力の強さ・活用の幅が広いことから、有力な資源のひとつとして近年注目されています。しなやかで強い竹は、古くからさまざまな方法で取り入れられ、暮らしの身近な存在でもあります。

竹について説明する真下さん
実は竹はまだ解明されていない部分が多く、新たな可能性を秘めているのだそう。研究が進み、新たな竹の魅力や活用法が見つかるかもしれません。
真下さんはカトラリーなどの小物で竹を身近に感じてもらい、ワークショップでは、竹はさまざまな加工ができることを知ってほしいといいます。
またそれらの活動を通して、竹の魅力を伝えたい、ファンを増やしたいと考えています。
竹で世界中を笑顔に、世界中に竹垣を作りたいというのが、真下さんのこれからの想いです。
「竹のスプーンで食べたら、安物のアイスクリームでも感動するぐらいおいしく感じるからぜひ試してほしいです」と力強く語っていた真下さん。カトラリーひとつで味わいが変わるなら、試さない手はありませんね!たくさんの方に手に取っていただき、竹カトラリーの良さを感じていただきたいです。
取材後、ユニフォームのロゴを写したくて、後ろを向いていただき撮影しました。自分の好きなアイテム(真下さんパーカー、屋嘉部さんトレーナー)にプリントして着用するそうです。竹なのがわかりますしおしゃれですよね。
これからのご活躍を楽しみにしております!

お二人ともユニフォームがとてもお似合いでした!

竹の魅力をたくさん教えていただきありがとうございました!
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美山町静原にある「銘木工芸 山匠(やましょう)」は、オーナーの馳平(はせひら)さんが20歳のころに創業した木工製品の工房。50年以上、大型家具を中心にカトラリーなど小物などを製作しています。
山匠のこだわりは、長年乾燥させた木材で製品をつくること。一般的には数年乾かせた後に製品にすることが多いそうですが、乾燥期間が短いと使っているうちにソリや割れ、狂いが出やすくなります。ですが山匠は最低でも20年は寝かせるので、ソリや割れといったトラブルはほとんどありません。
特に大型家具は、経年劣化による不具合が少ないといいます。何十年も使える上修理もしてもらえるので、一生モノとしてつきあっていけます。
倉庫には出番を待つ木材がずらりと並びます。「これは40年以上前のやつやで」馳平さんは木をいとしそうに触りながら、説明してくださいました。
店内やショールームでは、大小さまざまな製品を販売しています。どれも美しくて手触りなめらかで、細かく複雑な木目を生かしたものもあります。売れ筋はカトラリーやマグカップなど。見た目より軽く使い勝手がよく、水に濡れても大丈夫で日常使いができます。
弁当箱は3種類の木を重ねて作られます。八角形のものは辺と辺とのつなぎめに芯を入れ、強度を高めています。なめらかですっきりとした外観からは、そんな苦労があるようには見えません。
お香メーカー「松栄堂」の依頼で製作した「塗香入れ」は、ふたを開けて振ると適量のお香が出る製品。松栄堂では以前から塗香入れを販売していましたが、バッグの中でお香がこぼれにくいものを、との要望で着手しました。
木工製品で作るのが難しいとされる「ねじ込み式」を採用、ふたに細い棒をつけお香がこぼれないようになど、随所に工夫が施されています。何度も試作を重ね完成した逸品です。
※塗香入れは、山匠と松栄堂のみで販売されています。
スリムな小物入れは、タテ置きにもヨコ置きにも使えるすぐれもの。引き出しの入れ方を変えることで、タテヨコどちらでも使えるよう工夫されています。引き出しの寸法が1ミリでも狂うと両使いできないそうで、緻密な計算に裏打ちされたこだわりが垣間見えます。
最盛期は百貨店の催事に多数出店。これまで6000人以上のお客さまとやりとりしてきましたが、時代や生活環境の変化で家具の売れ行きは右肩下がり。近年の売上はカトラリーや小型家具が中心で、「今は大型家具は売れませんねん」と馳平さんは嘆きます。
しかし遠くから訪ねるお客さまがおられ、根強いファンがいらっしゃるのも事実。売れ方は変化しましたが「自分にしかできないもの」を作り続けるのは、今も昔も変わらず。仕上がりの美しさを追求し、木製が難しいと言われる製品に挑戦することを大事にしています。
銘木箸は約40種類の木材から作られていますが、当店では厳選して6種類<楓・栗・欅・紅紫檀・黒檀・黒柿>を販売しています。
どの木材も固くて丈夫で垂直といった共通する特徴があり、割れにくく曲がりにくいのだそう。銘木箸も他製品同様、3日おきに漆を塗ること8回、約1ヶ月かけて完成させます。どれも手なじみがよく軽くて持ちやすく、先が細いので細かな食材をはさみやすそうです。
自然素材のため、木目や艶など風合いが異なりますが、それも銘木箸のよさ。一期一会の出会いを楽しんでください。自分へのご褒美にしてもよし、シックな黒箱に入るので、お祝いなどのプレゼントにもおすすめです。
銘木箸を通して、馳平さんの細やかな仕事ぶりやこだわりや想いを感じていただけたらうれしいです。
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京都伝統工芸大学校の学生さんと、井筒八ツ橋本舗さんが協力し、井筒八ツ橋南丹工場(園部町)にて行われるイベントです。





・出展料は売り上げの3割
・搬入出は
・搬入出にエレベーター使用可能
・車乗り付けOK。駐車場あり。台車はなし
ご興味おありの方は、christmas.event1217@hotmeil.com まで連絡ください
締め切り12月10日(土)
]]>人生の悩み相談、産婦人科領域の相談
星読み助産師 あおい
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南丹市八木町で独自の表現技法を生かした漆器物を製作する人見祥永さん。高校を卒業後、表具店の修業を経て独立。表具工房を営みながら、工芸展に風呂先屏風を出品していました。

風呂先屏風での表現は平面上に限定されるため限界を感じるようになり、30代半ばに「表現の範囲を広げて立体的な作品にも挑戦したい」と考えて表具に加え、和紙を使用した漆器物の製作を開始。
最初は梅雨時の庭に咲く、紫陽花を見て漆器物『あじさいの箱』を製作。和紙を使った漆器物には20〜30枚の和紙を幾重にも重ねて漆で塗り上げます。見た目には漆の重厚感がありつつも、和紙独特の良い手触りや質感を持っていて、とても軽いです。この最初の作品はデザインの考案から半年間かけて完成しました。

次の作品は万華鏡に裂いた紙を入れ、それを眺めている時に得た、インスピレーションから幾何学模様の漆器箱を製作。朱色の幾何学模様の上に小さい斑点模様がよく映える作品です。


ひとつの作品が完成しても満足するのはほんの一瞬で、すぐに次の作品に意識を向けて活動する人見さん。「独自の表現を極めたい」という想いで活動するうち、独自の表現技法が生まれました。

和紙を芯棒に巻きつけた状態で、芯棒と同じ面積の穴をあけた板に、和紙を巻きつけた芯棒を通すように押し付けて和紙を押しつぶす。その潰れた和紙を広げ再び芯棒にその和紙を巻き付けて、同じように押しつぶす。この工程を何百回と繰り返す。和紙には独特のシワが付き、それを漆で塗り上げると趣のあるシワが模様のようになります。

彼はこの模様のようなシワを「皺(しぼ)」と呼びます。この技法を用いて最初に製作した漆器箱は、黒と朱のコントラストのきいた菱形模様の外観でした。
同時期に採用したのが玉虫の羽を使う技法です。以前は光沢を出すために貝殻を使っていましたが、近年、東南アジアから玉虫の羽を入手できるようになると、彼はそれに着目しました。
法隆寺が所蔵する玉虫厨子では玉虫の羽を施されていることなどから発想を得て、皺(しぼ)と共に作品に取り入れます。すると玉虫の羽が放つ柔らかな光沢と皺(しぼ)がしっくりと馴染みました。

彼はこの二つの技法を使用して、茶道で使う食籠(じきろう)や棗(なつめ)など次々に作品を製作します。皺(しぼ)と玉虫の羽を使う技法を極める中で生まれた傑作品が『紙胎皺矢羽根文箱(したいしぼやばねもんばこ)』。


皺(しぼ)を施した和紙を薄い菱形に切り、何百枚も張り合わせて矢羽根模様を表現しています。この緻密な工程作業に一年の期間を費やした作品は、第67回日本工芸展で絶賛されてNHK会長賞を受賞しました。

「前に作った作品よりも更に良いものを作りたい。」と常に考えている人見さん。以前製作した作品とは違う斬新なデザインを日々模索しています。彼は「デザインのヒントは日常の中に転がっている」と考えて、デザインのヒントを求め、アンテナを張り巡らしています。例えば車のタイヤホイールからデザインの発想を得たこともあります。

また、八木町氷室の里にいるダチョウの卵の殻を利用して製作した漆器物『卵胎(らんたい)』があります。ダチョウの卵の殻に皺(しぼ)の和紙を張り付けて黒い漆で塗り上げ、玉虫の羽もあしらった『卵胎(らんたい)』は、卵独特のつるりとした丸みが特徴ある漆器物です。

最新作『月夜の海』は皺(しぼ)を施した和紙を菱形に切って張り合わせ、光をあてた時に「波の揺らぎ」が見えるよう表現しています。玉虫の羽からは月の光を連想させ、湾曲線からは船体のなめらかなカーブを連想させます。

生活の中から発想のヒントを得て、数々の素敵な作品を製作する人見さん。「普段お客様から感想を聞く機会が少ないので、今回の展示会は作品に対する感想を教えてもらえるよい機会です」と展示会で直接お客様と会話ができるのを楽しみにしています。趣のある皺(しぼ)と玉虫の羽が織りなす独自の表現。その技法が施された繊細美あふれる数々の作品にあなたも触れに来てみませんか?
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南丹市園部町の3世代リゾート施設「るり渓温泉」で、クラフトフェアを開催します。
京都るり渓温泉…最近はグランピングやイルミネーションが人気で、年間28万人が訪れるリゾートです。京都市内、豊中、茨木、川西、西宮など、京阪神の都市部からのファミリーが多いです。
https://rurikei.jp/
コロナが落ち着いていることを願いつつ、ぜひ出店ご検討いただけたら嬉しいです。
今回は、伝統工芸大学にもご協力いただき、学生の出店コーナーも設けます。
1、開催名・主催
なんたんクラフトフェア@るり渓温泉
一般社団法人わざどころPON、るり渓温泉と共催
2、開催日・時間
2022年9月18日(日)・19日(月祝) 10-17時(売り切れの場合も15時までは出店お願いします)
※この日は、星空観察会も開催予定です。
3、開催会場
第一駐車場の角(地図の赤丸)を参加者で分けます。
手作り品を中心に、食べ物でも、体験でも大丈夫です。
プロ作家:2~3m四方/1店舗
伝統工芸大学学生:長机1台/1作家
↓この赤丸の箇所です
4、出展料
伝統工芸大学学生:無料
プロ作家:わざどころPON事業者会員のかた…1500円
プロ作家:非会員のかた…2500円
2日参加される方を優先します。1日参加もOKですが料金は変わりません。
5、貸与備品
できるだけご自身でお持ちください。
※以下、会場で用意いただけますので、ご自身で用意が難しい方は相談ください。学生を優先します。
①テント10はり ②長机10台 ③パイプ椅子20脚
6、搬入搬出
初日は、8時ごろからスタッフが居りますので、10時に間に合うようにご準備お願いします。
車で搬入いただき、駐車場は第三駐車場を借りられます。出店場所に横付けOKです。
2日目は9時-10時の間に設営お願いします。
2日出店の方…机と椅子は置いておいてOKです。商品や貴重品は持ち帰りください。
学生の方へは、園部駅からるり渓温泉行きのバスをご案内します。
7、ほか設備
・電源…全体で、屋外電源4口 使用OKです。使いたい方はご相談ください。
・コロナ対策…検温、マスク着用、消毒液の設置
8、広報物
「るり渓通信」に掲載予定です。
20万部発行し、新聞折り込みや道の駅等に設置します。
その他、るり渓温泉と、わざどころPONのwebサイト、SNSにて広報します。
9、申し込み
わざどころPON(お問い合わせ または mail@wazappon.link)まで、申し込み事項をお伝えください。
【締め切り】2022年5月26日(木)
【申し込み事項】①屋号 ②責任者 ③責任者連絡先(電話、メール) ④出店日 ⑤出店内容 ⑥借りたいものあれば ※お申し込みいただいた方には、追って、広報のための写真と紹介文をお送りいただく予定です。
木製が目を引く、田畑に囲まれた工房。
田園風景が広がる亀岡市旭町。nobu notes(ノブノーツ)は、田んぼに囲まれたロケーションに工房があります。nobu notesを運営するのは、松下展之(まつした・のぶゆき)さん。2017年に立ち上げ、住まいのある京都市内から亀岡へ通い、木のものづくりと米づくりをしています。
「nobu notes」の「nobu」は自分の名前、「notes」はノートが由来。何かを描き留めていくように、ものづくりをしたいという思いが込められています。nobuは名前から決めましたが、ロゴのように正方形に並べると、上から読んでも下から読んでもnobuに見えるのも決め手になりました。小文字で表現することで、丸みが出るのも気に入っているのだとか。

きのたまご、小物入れ

きのたまご、ネックレス
松下さんの作品で代表的なものは「きのたまご」。一輪挿し、小物入れ、ペーパーウエイト、ネックレス、コースター、手鏡とさまざまなバリエーションがあります。ネックレスは小さくてかわいらしく、小物入れは本物のたまごのよう。柔らかな曲線の手鏡は、手なじみがよく使いやすそうです。松下さんのアイディアで、たまごがいろんなものに変化します。
きのたまごは、円柱や柱のようなかたまりから削っていき、たまご型に変化していきます。かたまりが美しい曲線のたまごに変わっていく姿は見ていて楽しい!製作動画がYouTubeにありますので、ぜひご覧ください。

五月人形(かぶと)
ひな人形、五月人形(かぶと)の置物や、七夕飾りにクリスマスツリーなどの、季節作品もあります。シンプルで、和洋どちらにも合うデザインなので、毎年時期が近づくと注文が入ります。

half moon
CDを収納するCDラックや、「half moon」という、半月にあしらわれた壁掛けの棚も。これから、小さめの家具も充実させていきたいそうです。

突板の灯り
「突板の灯り」というランプシェード(行灯)は、0.5mmまで削った突板(天然の木材を薄くスライスした板材)を張り合わせた作品。ここまで薄くすると、通常はふにゃふにゃになりますが、太鼓型に貼って強度を出すなど工夫をしています。光が灯ると、オレンジの温かみある色味が辺りを照らし、隙間からは優しい光がほのかに伸びて、心やすらぎます。突板の灯りは、ペンダントタイプもあります。
これら作品が手に入るのは、百貨店の催事や手作り市などイベントがメイン。季節作品は一部オンラインショップで買えますが、対面販売を基本としています。ネット上では木目など特徴を伝えにくいのと、手にとってじっくり選んでほしいから。わざどころPONでも一部取り扱いしていますので、ぜひご覧になってください。
松下さんは1968年生まれの54歳。
松下さんが木工作家になったきっかけは、子どもの頃からものづくりが好きだったから。大工になりたくて工業高校へ進学しますが、高校で習った設計がおもしろくなり、大学は建築学科に進みました。卒業後は設計事務所に入社し、意匠設計を担当。おもに工場の設計を手掛けました。
多くの建物を担当しましたが、部署ごとに仕事が分かれており、現場へ行くことはまれでした。しかし仕上がりが気になる松下さんは、上司に怒られながら現場に行っていたとか。仕事をするうち「作っている期間に見に行けないのも、建てるまでの過程が見えないのもおもしろくない。自分でイチから作り完成させたい」という思いが強くなり、設計事務所を退職。
木工の勉強をしようと、岐阜県高山市にあった飛騨国際工芸学園に、30歳で入学します。2年学んだのち同市に住居を構え、個人工房で働きはじめます。工房のほか、工場でクラフト担当として商品を作ったり「森林たくみ塾」のスタッフを経験するなどして、腕を磨いてきました。自身の作品は、仕事のかたわら製作し「工房展(こうぼうのぶ)」として手作り市などに出店していたそうです。
工房入口から田畑が見渡せ、のどかな風景が広がる
10年ほど前にお父さまが、亀岡に田んぼを購入。松下さんも田んぼの手伝いをすることになりました。定住するつもりで高山市に家を購入した松下さんですが、田んぼの手伝いと手作り市出店をかねて、高山と京都を行き来する生活が数年続きました。その後生活環境の変化で、2016年12月に京都にUターン。田んぼのある亀岡で「nobu notes」として構えることにしたのです。
以来、作家活動をしながら、田植えや稲刈りなど農作業を並行しておこなっています(収穫したお米は飲食店に卸しているそう。小売にも対応してくださるので、興味ある方は問い合わせを)。
どう作れば素材が生きるか。素材の持つ力を引き出すよう意識しながら、作品を作る松下さん。「木取り(角材や板材などを製材すること)の段階で、作品の質が決まります。木取りに時間がかかっても、木目の表情がうまく出るように作りたい。私が日々大切にしていることです」と語ります。
今後の展望をお聞きすると「金属やガラスなどの異素材を組み合わせた作品や、近郊作家さんとのコラボ製作をしたい」という答えが返ってきました。また「こういうふうに使うんですよって説明したときに、びっくりされるものも作りたい。アイディアを具体的な形にし、アイテムを充実させるのが目標です」とも話す松下さん。木のぬくもりや美しさをまといながら、あっと驚く作品。どんなものが生まれるか、今から楽しみで仕方ありません。
小さくてかわいい、いちご型のブローチが作れます!
4月のめぇめぇマーケットでは、いちごのブローチ作り体験を予定しています。金太郎飴状のいちごを好きな厚みにカットしたものを組み合わせて、ブローチを完成させます。木の持つ色味で表現されたいちごは、素朴でどんなファッションにもなじみそう。
親子で一緒に作ったり、自分への贈り物など、ぜひ気軽に挑戦してみてください。
]]>2022年4月2日、京都府南丹市八木町神吉、旧神吉小学校で「かみきち米まつり」をおこないました。神吉の米農家が集まり、神吉米のおいしさた魅力を伝えようとはじめたイベントで、この日が第1回目。
神吉米で作ったおにぎりの食べくらべ(無料)ができたり、農家に会える、話ができるほか、お米の販売コーナーも用意しました。
数年ぶりに再開した「風の市」と同時開催で、豚汁や漬物、ランチボックスやコーヒーなどキッチンカーも集結。小規模ながらも、おいしいものが揃うイベントとなりました。
米まつりは、神吉で米づくりをおこなう農家6軒がお米を提供。どの農家のお米かわかるようにシールで色分けし、食べ比べできるようにしました。
わざどころPONのブースに受付を設置。受付でお箸やお皿を受け取り「お米コーナー」へ。お米コーナーには、炊きたてのごはんで握ったおにぎりがずらりと並びます。
まずはそのままで食べ、米本来の味を確認。おにぎりのお供として、乾燥わかめや海老塩などを用意して、好みで味変ができるようにもしました。風の市で販売されていた豚汁や唐揚げと一緒になど、老若男女関係なくおいしそうに食べておられたのが印象的でした。
参加者からは「光沢があり、少しモチモチとした美味しいお米でした」「お米の味が強いタイプと、おかずを引き立ててくれそうなタイプがあって、味の違いがわかって面白かった」「冷めても、もちっとしていて美味しかった」などの感想が聞かれ、評価は上々。
中には、おにぎり横で販売していた米を購入する方もいらっしゃいました。神吉米がおいしいと感じてファンになってもらうのが一番うれしいし、米まつりを開いた意義があるってもんです。自宅でもおいしさを味わっていただけますように。
近隣のみならず遠方からの来場もあり、100名以上の方々に味わっていただきました。不便な場所にもかかわらずお越しいただき、誠にありがとうございました。アンケートへのご協力も感謝いたします。
当日までは、無事開催できるか不安が大きかったスタッフですが、蓋を開けてみれば大盛況で胸をなでおろしたのでした。次はいつ?との声もあり、定期開催していこうと話がまとまりつつあります。
田畑が広がる風景と、古き良き家屋が残る神吉。日本の原風景とでもいうべき景色に、癒やされる方も多いのでは。かみきち米まつりをきっかけに、神吉の風土や神吉米、農家の魅力も感じていただければと思います。
次回開催日時など詳細は、ホームページやSNS、LINEで発信していきますので乞うご期待!各アカウントのフォローを、よろしくお願いいたします。
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